#2は装備編です。
このシートの特徴はやはりサイドに設けられた
大きな肘掛と、肘掛の周りを包むようなラウンド
シェイプのサイドライトでしょうか。

その肘掛の下は収納部となっていて、機内誌や
シート上に敷くマットレスなどが収納されています。
別途配られるアメニティやファーストクラス用の
リラクシングウェアなども入れておくことが
出来ます。
そしてこれは一番分かりやすいCクラスとの
差かも知れませんが(^^、足元には個別の
フロアマットが敷かれています。
そして大型のサイドライトの他にも、
ヘッドレスト横に小さな読書灯が付いています。
幾つかのエアラインのCクラスシートなどにも
このようなヘッドレスト横のライトが
付いていますが、特に夜行便の利用時には
これはなかなか便利です。

ヘッドフォンはBOSEのノイズキャンセリング
機能付きのものが用意されています。
このヘッドフォンは好き嫌いがあると思いますが
個人的には相性が良く気に入っています(^^
こういった装備は歓迎です。
そして肘掛下にはモニターも収納されています。
ヘッドフォンは良いのですが、このモニターが
かなり小さく、最近のCクラスよりも正直かなり
見劣りしてしまいます。
簡単には大型化できないとは思いますが、
これは要改善かなと。
リクライニングは勿論フルフラットまで
可能です。

食事やドリンクサービスもそうなのですが、
Cクラスと違い、サービスはどれもこれも
マンツーマンというか、こちらの状況を
見て対応してくれます。
例えば少し休もうとシートをフルフラットに
するとすぐにマットレスを敷いてくれ、
羽毛布団と枕を持ってきてくれます。
このマットレスはなかなか寝心地は
良いのですが、シート幅自体は普通の
サイズなので、普通のベッドでゆったりと
寝るという感覚ではありません。
ここら辺は、正直SQ A380のCクラスシートの方が
数段上です(シートサイズ以外もですが・・)。
シート素材はイタリアのレザーソファー
メーカーのものを採用している点や
曲線を多用したデザインはなかなか良いと
思います。
また他のシートとの感覚も十分あるので
かなりゆったり感があって良いと思います。
モニターのサイズや位置(寝ながら見るには
イマイチ)さえ良くなれば、もっと良いと
思うのですが。
結構好みで自分に合ってました。
ただ、、、やっぱりディスプレイが・・・(;;
機内で映画を観るのって結構好きなのでかなり
残念でした。ヘッドフォンは素晴らしいんですが。
これよりも前のデザインのシートがまだ多いのが
実態なのでもう少し改善した方が良いのではと
ホントに思います。